こんにちは。
阿部写真館中之島 カイです。
わたしは空が好きです。
積乱雲がどこまでも立ち昇る夏の空、夕暮れの茜色の空、どんよりと今にも降り出しそうな空など、空は季節や時間、場所によっていろいろな表情を見せてくれます。
とくに、目の覚めるような青い空は少年時代の夏休みを連想させてくれ、どこか懐かしいような気持ちになります。
そんな青空を撮影するときには、何点か気をつけるべきポイントがあります。
まず、一つが太陽を背にして撮ること。
太陽のある方向にカメラを向けても、せっかくの青空が白んでしまい深い青色は表現できません。
朝日や夕日など極端に日が傾いた状況でなければ、太陽とは逆の方向の空を撮りましょう。
次に、露出を下げて撮ること。
露出を下げるというと少し難しく聞こえますが、要は暗めに撮るということです。
デジカメなどには写真を明るくしたり暗くしたりできるボタン(+-のボタン)がありますので、それを使って少し暗めにします。
すると、画面全体が暗くなり、色が際立つように映ります(もちろんやり過ぎはダメです)
最後に、午前中の空を撮ること。
単純なことですが、午後の空より午前中の空のほうが、空気が澄んでいてキレイです。
午後は大気中に塵や汚れが舞い上がってしまうそうです。
上記のことに注意して撮影すると、観たままの目の覚めるようなスカイブルーの空が撮影できると思います。
他にも、カメラのレンズに特殊なフィルターを取り付けて撮影するなど方法はあるのですが、まずは簡単なので上記の方法をお試しください。
さてさて、今回は撮影方法について書きました。
写真館としてみなさまの写真の疑問や問題を解決できればいいなと思っておりますので、またちょくちょくこんなブログも書きたいと思います。
ちなみに、写真は長野県 千畳敷カールです。
きれいなところですので、ぜひ行ってみてください。
以上
カイ
きれいな青空の撮り方